【アメリカ】リーバイス、古着の買取・再販ウェブサイト開設。サーキュラーエコノミー化推進

アパレル世界大手米リーバイ・ストラウスは10月8日、リーバイス商品の古着買取・販売Eコマースサイト「Levi’s® SecondHand」を立ち上げたと発表した。古着販売にも力を入れ、同社の事業をサーキュラーエコノミー型に転換していく。

同ウェブサイトでは、リーバイスのジーンズやジャケットの買取を行い、売り手には将来同サイトで活用できる商品券を15米ドルから25米ドル分付与。ビンテージものの場合は、30米ドルから35米ドルに増額させることもある。買取は郵送で受け付け、買い取った商品は、再度同サイトで30米ドルから100米ドルで販売する。Eコマースサイトの運営ではTroveと提携した。

また再販できないように使い古した商品でも、5米ドルの商品券を付与。それらの製品は、断熱材等の素材としてリサイクルする。

同社は今回の古着再販により、二酸化炭素排出量を約80%削減できるとともに、廃棄物も700g削減できるとみている。

同サイトは、まず米国で試験導入し、将来的にはグローバル展開していく考え。

【参照ページ】Making Levi’s® SecondHand Second Nature For Fans

Sustainable Japanの記事をもっと読みたい方はこちらから
※一部、有料会員記事もございます

関連記事

SHARE