【国際】パタゴニア、企業制服等のロゴ付き製品の販売を自主禁止。製品の寿命短縮を懸念

アパレル世界大手米パタゴニアは4月中旬、自社製品にロゴをつけて販売することをやめたと発表した。取り外しができないロゴをつけた商品は、転職等の理由で着られなくなり、製品寿命を短くすると判断した。

アパレル大手の中では、企業のロゴを付け制服等の指名企業として得られることをこれまで競ってきたが、パタゴニアは一早く、ロゴ付き商品の提供を自主的に廃止すると表明した。同様の判断は極めて異例。

同社は今回、服を現状よりさらに2年間使うようになれば、製品フットプリントの82%を削減でき、同社としては数十年間使い続けられる製品を作っていきたいと表明。一方、ロゴ付きの制服は、転職すると不要になるものの、他の人が欲しがる商品でもなく、また週末にもロゴをつけた服を来たいと思う人はいないと指摘。結果、ロゴ付きの商品は、押し入れに仕舞われ続けたり、捨てられてしまったりと、寿命が短くなってしまうとした。

今回同社は、今回の決定により、売上の一部を犠牲にすることを受け入れたとも表明。むしろ今回の決定により、商品を長い続けることの価値を社会に呼びかける意義があるとも伝えた。

【参照ページ】Beyond the Office, Out of the Landfill

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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