【イギリス・ロシア】英政府、新型コロナワクチンを世界初承認。来週接種開始。ロシアでも月内

英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)のヒト用医薬品委員会(CHM)は12月2日、米製薬大手ファイザーと独製薬ベンチャーのBioNTechが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンを世界で初めて承認した。公衆衛生の非常時に承認を早めることができる「ローリング・レビュー」を実施し、認可を決めた。

今回の承認を受け、英政府は来週から英全土でのワクチン接種を開始。医療関係者や老人ホーム入居の高齢者等、優先順位の高い人から接種する。

またロシアのプーチン大統領も12月2日、国立ガマレヤ研究所が開発したワクチン「スプートニクV」の大規模接種を年内に開始するよう命令を発した。スプートニクVは、10月に有効性92%だったとの中間報告が発表されていた。ロシア政府は数日間で200万個生産するという。

ロシアのプーチン大統領は2日、国民に対する大規模な新型コロナウイルスワクチン接種を来週開始するよう、当局に命令した。

【参照ページ】UK medicines regulator gives approval for first UK COVID-19 vaccine

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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