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【国際】リクルートHD、2030年スコープ3含めカーボンニュートラル。社会の求職時間も半減
リクルートホールディングスは5月17日、ミッションである「まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに。」の実現に向け、持続可能な社会への貢献と当社の持続的な成長の両立を目指し、「サステナビリティへのコミットメント」を取締役会で決議したと発表。ESGの各々で具体的な目標を設定した。
環境分野では、2021年度中にグループ全体のスコープ1とスコープ2のカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量)ゼロを、2030年度までにスコープ3でもカーボンニュートラルを実現する。
社会分野では、主力事業の雇用の領域で、社会全体の求職から就業までに掛かる時間を2030年度までに2021年度比で半減。データは、同社子会社Indeedの求人広告プラットフォームを通じ、データを入手し、平均値で判断する。
さらに、2021年度から2030年度までに、雇用市場にある障壁を低減することで、累計3,000万人の就業を支援する。障壁は、人種/民族、年齢、心身障がいの有無、学歴等によるものを対象とするが、今後検知されたあらゆる障壁を対象とする。
また社会分野では、従業員向けにも、2030年度までに、グループ全体での上級管理職・管理職・従業員の女性比率を約50%にする。現時点の女性比率は、上級管理職で10.0%、管理職で41.5%、従業員で51.5%。
ガバナンス分野では、取締役ダイバーシティをテーマとし、2030年度までに、当社の取締役及び監査役全体の女性比率が約50%になるよう、定時株主総会の選任議案を上程することを目指す。
【参照ページ】サステナビリティへのコミットメントについて