【取組事例】SDGs時代、ファッションも 循環&共生へ。日本環境設計・MOTHER EARTH・VOGUE FASHION’S NIGHT OUTによる3社連携プロジェクト
2019年6/15(土)・6/16(日)に軽井沢で開催された『G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合』において、各国の閣僚に“サステナブルバッグ”が贈与された。実はこのサステナブルバッグは日本環境設計株式会社・環境省つなげよう支えよう森里川海プロジェクトアンバサダーであるソーシャルアクティビストチームMOTHER EARTH(事務局一般社団法人the Organic)・合同会社コンデナストジャパンが主催するVOGUE FASHION’S NIGHT OUT(FNO)の3社連携プロジェクト“BRING Ocean BAG”によって生み出されたものである。
このプロジェクトは、環境省「つなげよう、支えよう森里川海」アンバサダーでもあるソーシャルアクティビストチームMOTHER EARTHがプロジェクトをプロデュースし、日本環境設計がBRINGリサイクルプロジェクトで回収したごみのペットボトルをケミカルリサイクル技術によって新品同様のポリエステルに再生し、そのポリエステル樹脂をもとにサステナブルバッグを作ることから始まる。
続いて、同じく環境省「つなげよう支えよう森里川海」アンバサダーを務めるキャラクターアーティストのタロアウト氏がサステナブルバッグにストーリーを織り込んだデザインを施し、より魅力的でファッショナブルなものに仕立て上げる。
タロアウト氏のデザインが施されたサステナブルバッグはG20にて閣僚にプレゼントされ、9月14日に表参道で開催される日本最大級のファッションイベント“VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2019 TOKYO”では来場者に向けて紹介される。サステナブルバッグを通して、若い世代にも環境問題について関心を持ってもらう狙いがある。
3社が連携し、独自の強みを発揮することで「海洋プラスチックごみ」という世界的な課題に対して、”最先端の技術”とファッションが持つ”クリエイティビティ”が融合し解決策が生み出される、という新しい形の都市における『循環・共生社会』のあり方が提唱された。