【取り組み事例】FASHION REVOLUTION DAY 2019
2013年4月24日バングラデシュで1138人が亡くなった縫製工場「ラナ・プラザ」ビル崩壊事故。この事故を受け、4月24日を「Fashion Revolution Day」、その週は「Fashion Revolution Week」として、世界中でファッション業界の透明性を高めるためのキャンペーンを行う動きがあります。
東京でも、4月24日に東京都渋谷区のTRUNK(HOTEL)にて「 FASHION REVOLUTION DAY 2019」が開催されました。
13:00から21:00までが昼の部と夜の部に分かれ、環境省やファッション業界の方々によるトーク、トゥルーコスト(※)の上映など、私たちが何気なく着ている「服」と環境や社会とのつながりをじっくり考えられるプログラムです。今年は、350名以上(『Fashion Revolution JAPAN』Facebookページより)の方が来場したそう。
※「ラナ・プラザ」ビル崩壊事故がきっかけで生まれた、ファッションの裏側にある現実をテーマとしたドキュメンタリー映画
また、世界中でInstagramを利用したキャンペーンも。洋服を裏返してブランドタグを見せた写真に「#whomademyclothes」とタグを付けてお客さんからブランドに問いかける投稿するというものです。これに対して、企業や縫製工場のスタッフから「#imadeyourclothes」と生産現場の写真が返ってくると、より自分ごととして捉えることができます。
世界のトップモデルやセレブ達が、このFashion Revolutionに乗り出してきています。洋服はもはや日々の暮らしに欠かせない物。私たち皆で、「洋服ができるまで」に意識を向け、賢いショッピングや、大切に着続ける工夫ができるようになったら良いですね。
『FASHION REVOLUTION JAPAN』Webページ
https://www.fashionrevolution.org/asia/japan/
【開催概要】
- 開催日時:2019/4/24(水)
- 入場料:有料
- 会場:TRUNK(HOTEL)
- 主催:FASHION REVOLUTION JAPAN
- 詳細:fashrevjp@gmail.com