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【イギリス・シンガポール】16大学、起業家育成・イノベーションで提携。技術移転や相互ライセンス開放
英国とシンガポールの大学16校は4月8日、包括的なイノベーション提携プログラム「アントレプレナーシップとイノベーションのための英シンガポール大学連合(UKSAEI)を設立した。EUを離脱した英国が、EU域外の有力プレーヤーとの連携を加速させている。
今回UKSAEIに加盟した大学は、英国からは、キングス・カレッジ・ロンドン、バース大学、エジンバラ大学、グラスゴー大学、マンチェスター大学、ノッティンガム大学、ニューキャッスル大学、ストラスクライド大学、クランフィールド大学、コベントリー大学、ダンディー大学の11校。シンガポールからは、国立シンガポール大学(NUS)、南洋理工大学、シンガポール工科大学、シンガポール経営大学、シンガポール技術デザイン大学の5校。
今回16校は、起業家育成とイノベーションの促進のために、技術移転、商業化、科学技術のクロスボーダー・ライセンス、ナレッジの共有、次世代起業家育成を実施。双方のイノベーション・エコシステムを融合させることで、新技術を早く市場展開できるようにしていく。