【国際】カールスバーグ、労働安全衛生の進捗を発表。醸造所30ヵ所で1000日間労災ゼロ

Sustainable Japan特別提供記事

2021/04/13

飲料世界大手デンマークのカールスバーグは4月9日、損失時間災害（LTA）率が2015年比55%減少し、醸造所82ヵ所中30ヵ所で1,000日間の労働災害ゼロを達成したと発表した。

同社は、サステナビリティレポートでも、「カーボンフットプリント・ゼロ」「廃水ゼロ」「責任なき飲酒ゼロ」と並び、「労働災害ゼロ」を目標として設定している。労働災害ゼロの目標年は2030年。

（出所：Carlsberg SUSTAINABILITY REPORT 2020）

2020年の進捗状況としては、労働災害発生率が2019年比19%減少。生命安全ルールへの準拠率は94%だった。厳格な新型コロナウイルス・パンデミック対策を行った他、同社輸送ドライバーの95%にあたる1.1万人以上が、交通安全に関するトレーニングを受講したと説明した。

同社は引き続き、従業員の健康と労働環境の安全性に関する主なリスクを管理し、全従業員に対し同社独自の厳しい基準の準拠と、トレーニングの受講を求める。

株式会社ニューラルサステナビリティ研究所