Sustainable Japan特別提供記事
【日本】ユーグレナ、「パラレジン・ジャパンコンソーシアム」発足。規格化目指す
ユーグレナは3月29日、ミドリムシ特有の多糖類「パラミロン」を原料としたバイオプラスチック「パラレジン」の普及で「パラレジン・ジャパンコンソーシアム」を発足した。セイコーエプソン、NECの他10社が加盟した。
パラレジンは、古紙等の廃棄物に含まれる糖源を原料にミドリムシを培養し、パラミロンを生成。パラミロン誘導体化した上で、パラレジンを生産する。パラレジンはケミカルリサイクルが可能。2030年までに国内目標の1割に相当する20万t規模のバイオプラスチック供給を目指す。今回のコンソーシアムは、原料となる糖源、パラミロン、パラレジンの3段階での規格化を行う。
今回のコンソーシアムに加盟した企業は、ユーグレナ、セイコーエプソン、NEC、LIXIL、リコーテクノロジーズ、新菱冷熱工業、日東電工、日本紙パルプ商事、バイオポリ上越、縁舞、KISCO、KOBASHI HOLDINGS、佐賀市。
【参照ページ】パラレジン・ジャパンコンソーシアム