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【国際】新年特別ニュース 〜最もよく読まれた2020年記事トップ10〜 2021/01/01 最新ニュース

【国際】新年特別ニュース 〜最もよく読まれた2020年記事トップ10〜 1

新年あけましておめでとうございます。2021年元旦のニュースは、毎年恒例、最もよく読まれた2020年のニュースをご紹介していきます。

2020年は、初旬から新型コロナウイルス・パンデミックが社会を一変させ、「グリーンリカバリー」「ジャスト・トランジション」「Build Back Better」という用語が次々と普及していきました。パリ協定から5年という節目も迎え、日本でも新政権となった菅内閣から「カーボンニュートラル」宣言が出たことで、「ネット・ゼロ」「カーボンニュートラル」という言葉が、ようやくマスメディアでも取り上げられるようになりました。

それにより2020年は、例年以上に、サステナビリティやESGに関する話題が勃興。機関投資家や企業団体から相次いで新イニシアチブが誕生し、GRIやIIRC、SASBといった既存の情報開示NGOも連携を模索。IOSCO、IFRS財団、世界経済フォーラムがサステナビリティ情報開示スタンダードに向け、動き出した年でもありました。

動き出した車輪は、加速度的に大きなうねりとなっていきます。2021年はますます忙しい年になりそうです。

最もよく読まれた2020年記事トップ10

1. 【国際】国連の世界幸福度ランキング2020。北欧諸国が上位ほぼ独占。日本は62位で4位後退

2020年記事で最も読まれたのは、国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)が毎年発表している「世界幸福度ランキング」の記事でした。日本は年々順位を落としており、2020年は62位でした。

2. 【日本】菅首相、2050年カーボンニュートラルを日本政府として初めて表明。海外からも歓迎

菅義偉首相が国会での所信表明演説の中で、日本政府として初めて2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)にするとの政策目標を表明。2020年の大きな衝撃の一つとなりました。

3. 【国際】風力発電メーカーランキング、ヴェスタスとシーメンスガメサが上位。中国企業も席巻

世界風力会議(GWEC)が発表した風力発電機のランキング。日本でもカーボンニュートラルに向け、風力発電の議論がようやく本格化してきましたが、風力発電の歴史は、日本のメーカーの撤退の歴史。現在、欧州企業と中国企業及びGEが上位を占めています。

4. 【環境】2020年の世界CDP Aリスト企業一覧 〜気候変動・ウォーター・フォレストの3分野〜

CDPの2020年度のAリスト。日本企業でのCDPの注目度も年々高まっています。

5. 【ランキング】2020年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」

世界経済フォーラムで毎年発表Global 100。日本企業では6社がランクインしました。

6. 【国際】ダウ・ジョーンズ、ESGインデックス「DJSI」の2020年銘柄入替発表。日本企業の新採用は10社 2020/11/18

DJISの2020年度の銘柄入替ニュースです。10社が新たに入りましたが、4社が脱落しました。

7. 【日本】自殺者数、7月から増加傾向に転じ、10月は急増。年前半は例年より大幅減

2020年の日本では自殺者数は、例年と比べ、前半は大きく減少し秋から急増。原因については様々な憶測が広がっていますが、政府からの詳細分析発表が待たれます。

8. 【国際】IMD世界競争力ランキング2020、首位シンガポール。日本は34位で凋落止まらず

スイスのビジネススクールIMDが発表している国別の世界競争力ランキング。日本は34位まで順位を落とし続けています。

9. 【国際】RMI(旧CFSI)、紛争鉱物報告テンプレートを更新。CMRT6.01とCRT2.11公開

ほぼ定期的に更新されている紛争鉱物報告のテンプレート。最近はリストの更新が主な変更内容です。

10. 【国際】2019年の飢餓人口は1.35億人で過去4年で最悪。2020年はさらに悪化模様。国連報告

SDGsの達成に大きく逆行しているのが飢餓。新型コロナウイルス・パンデミックの前から飢餓人口は増加に転じ、2020年はさらに大きく増えています。

【昨年の元旦記事】【国際】新年特別ニュース 〜最もよく読まれた2019年記事トップ10〜

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